相続税の納付と相続人の人生設計のコンサルティング
同じ年にあいついでご両親が亡くなり、相続人となった娘N子さん(当時32才独身)のケース。
亡くなったご両親は、商店街で雑貨屋を営んでいたが、唯一の相続人であるN子さんでは雑貨屋の経営は無理であり、かつN子さんはこれまで会社務めなどの経験もないため、働く(収入を得る)目処もたたない状況であった。
相続財産(評価額)約1億7000万円
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自宅兼店舗兼賃貸住宅
(ワンルームマンション5戸)*但し土地は借地権 |
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郊外の土地(更地AとBの2ヶ所) |
課題
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相続税(3000万円)の納税 |
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借入金の返済(4000万円)が困難 |
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店舗部分の活用
(古い商店街であり、周辺にコンビニ大手3社出店済みであり店舗活用も難しい) |
☆安定した収入の確保(N子さんの人生設計(収入確保))が最も大事
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店舗部分の有効活用(店舗兼自宅部分の改装) |
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借地契約の円満更新 |
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郊外の更地Bを駐車場(20台分)にし、地元の有力業者に管理を依頼 |
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郊外の土地Aの売却 |
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1階の店舗兼自宅部分を一部改装し、コンビニ(大手F社)の移転賃貸に成功した。
店舗部分の活用方法としては、立地的にコンビニが適していたが、既に大手3社が出店していたため、別のコンビニは出店できない状況であった。そこで、店舗規模が小さく苦戦していると思われた大手3社中の1社であったF社に店舗の移転を打診したところ、うまく話がまとまった。
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郊外の更地Bを駐車場(20台分)にすることにより、収入がプラスになった。 |
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郊外の土地Aを入札方式により高値で売却し、相続税の納税、借入金の返済にあてた。 |
☆ 全ての課題が解決し、安定収入の確保も実現することができた(N子さんの人生設計のお手伝いができた)。
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