2017/05/16

東証REIT指数は収益不動産市況の先行指標と言える【相続対策ch】不動産現金化#2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

収益不動産市場が活況を呈する中、東証J-REIT(リート)指数、J-リートの全体の値動きを表している指数は2014年に入ってから、本動画撮影時点の2015年5月末現在も、さえない動きです(下落後ボックス圏での値動き)。

その理由は、今年に入ってからJ-リート各社による公募増資などによるエクイティ・ファイナンスが相次ぎ、また6月に大型REITの上場が控えている為、需給が悪化したことによるもの…という見方。実際に活況を呈している不動産市場やオフィスビルの空室率の動向からしてみると、近い内に上昇基調に転じると推測しています。

東証リート指数の大きな動きは収益不動産の市況を数か月先行すると思いますが、タイムリーに表していると考えています。実際、東証リート指数は2007年の5月に高値をつけ、数か月後に実物の不動産市況もピークを迎えました。収益不動産市場の動きはリート指数のような細かい動きはありません(表せません)が、大きなカーブ(市況の動き)はだいたい合っていると思います。

前回動画で「首都圏の不動産価格は2012年頃が底だった」と説明したように、1棟ものの収益不動産については相続対策用の需要が昔から根強く、実際の取引の現場ではリーマンショック後半年くらい(2009年春頃)に底を打ったと感じたので、ほぼ東証Jリート指数の大きな動きと合っているといえます。

動画URL:https://youtu.be/anH-7VgvlY4?list=PL4SLxb31faRKxZdzHL-ZAj-kW2_l0ACfd

関連記事

コメントを残す

*