2012/12/15

サブリース(家賃保証)契約の問題点を考える(その4)

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建築とセットで全てお任せのサブリース(家賃保証)において

10年間家賃固定、

30年一括借り上げで建てたアパートの

「大幅家賃減額」又は「契約解除」の要求が続出! 

 先日紹介した「週間金融財政事情 2012年8月13日号の特集 異変アパート経営」で取り上げられた○○社の大幅なサブリース家賃減額要求や一方的なサブリース契約の解除の問題については、記事にもあるように昨年の9月以降に本格化しました。日本不動産仲裁機構の相談実績も昨年12月に一気に12件となりその後毎月数件の相談がよせられているようです。実際、私自身もお客様からの相談が急に増え始めたのも昨年の秋以降です。

 私も二十数人の○○社アパートのオーナーさんとお話をさせていただいていますが、「大幅な家賃の減額要求」「オーナーに不利な制度変更要求」「追加設備要求」と次から次へとオーナーへの負担を増加させるとともに、あまりにも不誠実な会社の対応に相当悩まされています。しかし、それでもほとんどのオーナーが○○会社の健全な存続を願い、サブリース契約の継続を希望されています。

 ○○社がオーナー向けにあてたお知らせ文書にも

「昨年においてはTSS制度の家具・家電部分見直し、およびブロードバンド費用ご負担のお願い等を行い、多数のご賛同をいただきました。誠にありがとうございます。しかしながら、当社を取り巻く環境は依然厳しく、より一層の業務効率化、費用削減が当社の再重要課題となっております」

 と記載されている通り、○○社の経営環境については依然厳しいものがあり、現在も既存オーナーに大幅な家賃減額や太陽光パネル設置・セキュリティー対応等の追加設備負担、そしてさらなる制度変更「建物メンテナンス制度の変更」をオーナーに要求し続けています。

 オーナーの大幅な負担がないと会社の経営が立ちゆかなくなる為、オーナーも一定の理解をし、協力しているようですが、次から次へと(あの手この手で)オーナーへの負担を強いる行為は許せないものがあります。

 ほとんどのオーナーは、○○社の組織的な行動に対して、単独(個人)で対応するしかなく、まともな交渉にならないと言うか、かなり○○社のペースで進んでいるように思えます。様々な要求への対応と今後の不安と苦しんでいるオーナーさんが気の毒でしかたありません。 私個人の対応力には限界がありますが、一人でも多くのオーナーさんの力になりたいと思います。

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