[相続対策成功事例]借地権消滅を利用し、有利に底地の整理に成功
HOME新着情報Q&A個別相談・資料請求成功事例サイトマップ
借地権消滅を利用し、有利に底地の整理に成功



従来より弊社にて底地整理のお手伝いをしていた東京都区内のKさんは、地元建築会社に貸している土地(底地)が4ヶ所(底地A,B,C,D)あり、かねてから底地の整理をしたいと考えていた。
その4ヶ所の底地の一つである底地A(表通りに面した土地)は、その建築会社が来客兼社有車用駐車場にしているが、半年後に期間満了となる。その土地の賃貸借契約書には「軽量鉄骨造建物敷地に使用する目的」となっているにも関わらず建物がない上、借地期間が30年となっていた。


借地法上は、借地契約満了の際に、借地上に建物がないと更新を拒絶できるはずだが、借地人も建築会社であり、すんなりと借地権を放棄するとは考えにくかったので、顧問弁護士と入念に計画を立て、慎重に事を進めることとした。
借地期間が満了した際、単に底地A(駐車場)の返還を求めるだけでなく、全ての借地・底地関係の解消を目指す準備を行った。
底地関係の解消の方法として等価交換(残り3つの底地・借地関係を等価交換により、解消させる)の提案を準備し実行した。
底地A(駐車場)は、そのまま通常の駐車場契約として使用して良い事を条件に、等価交換の交渉を有利に進めるように準備し実行した。
借地契約満了後遅滞なく、借地人宛に内容証明郵便で、借地権が消滅した旨を通知し、交渉に入った。

借地契約満了後、建築会社顧問弁護士との交渉がはじまり、先方弁護士の見解として、 「駐車場については、Kさんの先代と平成5年頃共同でビルを建築する計画があり、借地人は、今もその計画が進行中である」などなど、いくつかの主張をしてきたため、交渉は長引いたが、最終的にはほぼKさんの満足が行く形で、決着がついた。
底地は2ヶ所無くなったが、先代から続いていた借地・底地関係が一気に解消でき、交換差金として1800万円の現金を確保した。
更地評価5000万円の土地が無償で返還された。
年間の地代220万円が、駐車場代+家賃で300万円の収入にUPした。


遺産相続相談(コンサルティング)事例
不動産相談(コンサルティング)事例
遺産相続遺言Q&A




spacer


相続の基礎知識
 -相続とは
 -相続の手続きと流れ
 -相続財産とは
 -法定相続とは
 -法定相続分の計算方法
 -遺産の取得と放棄

相続税の基礎知識
 -相続税とは
 -みなし相続税とは
 -相続税の計算方法
 -相続税の申告
 -延納と物納

財産評価の基礎知識
 -財産の種類と評価
 -宅地の評価
 -住宅の評価
 -特殊な不動産の評価
 -農地の評価

遺産分割の基礎知識
 -遺産分割
 -遺言による遺産分割
 -協議による遺産分割
 -調停及び審判
 -特別受益と寄与分

遺言の基礎知識
 -遺言の必要性
 -遺言について
 -遺言書の種類と内容
 -その他の遺言知識

相続対策三原則
 -相続税対策
 -納税資金対策
 -争族対策
 -事後対策について

相続対策の手法
 -法人の設立
 -自社株式の対策
 -生命保険の相続対策
 -養子縁組の対策

生前贈与による対策
 -基礎控除の利用
 -配偶者控除の利用
 -住宅取得資金の贈与
 -生命保険料を贈与する
 -相続時精算課税の対策

不動産の相続対策
 -土地の有効活用
 -アパートマンション経営
 -その他の有効活用
 -事業用資産の買換特例
 -低収益物件の再生
 -貸宅地の整理
HOME新着情報勉強塾Q&A個別相談・資料請求成功事例サイトマップ
掲載されている情報は、執筆時の法令と一般的な事例に基づいており、法改正等に対応できていない場合や、具体的な事案にはあてはまらない場合があります。当サイトの情報を下に行った行為については、当サイトの管理者(高田吉孝)及び(株)青山財産ネットワークスは一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
Copyright2004 y.takada. 参考文献一覧 サイト運営者
記事・写真などの無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。